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国民国家

アジア,アフリカへの西洋の衝撃と植民地支配の正統化論理!

西欧列強がアジア・アフリカ諸国を植民地として支配しつつ、自国内では一定の民主主義的な体制を採用して、自国民への福祉の向上に努めたダブルスタンダードともいうべき「国民帝国」の在り様を検討する。 1.「国民帝国」の理念と内部構造 1)「国民帝国」の理念 2)「国民帝国」における「本国」とその他の地域との…

辛亥革命後の国民党政権の帝国的秩序及び大一統維持への課題!

辛亥革命後にイギリスを筆頭とする植民地帝国の進出の中で脅威に晒されながらのヨチヨチ歩きともいうべき近代化を進める中華民国,国民党政権が帝国的秩序再建や中華大一統維持に向けて取り組む中での非常に困難な課題について検討していきます。 1.辛亥革命後の中華民国の課題  1)ウェスタン・システムの拡大とアジ…

アメリカをウェストファリア型国民国家に変容させるトランプ路線!

アメリカをウェストファリア型国民国家に変容させるトランプ路線と言う観点から、近代の国民国家を規定するウェストファリア体制の枠組みを再確認しながら、トランプ大統領が推進するバノン主義=アメリカファーストの影響で、これまでは単なる国民国家というよりも理想主義的、脱国民国家的、あるいは普遍的な価値観をベー…

西洋の衝撃がオスマン帝国崩壊とイスラム世界秩序解体に直結!

西洋の衝撃がオスマン帝国崩壊とイスラム世界秩序解体に直結したという観点から、西洋の衝撃の影響を受けたオスマン帝国における近代化の動きが、帝国の根底を揺るがす徹底的過ぎる改革で、明治維新のような伝統を維持し国家体制を変革する形を取らなかったため帝国崩壊に直結した状況を確認していきます。 これは、今日の…

西洋の衝撃によるオスマン帝国=イスラム世界秩序の崩壊過程!

西洋の衝撃によるオスマン帝国=イスラム世界秩序の崩壊過程という観点から、ここでは現在のアメリカのトランプ政権あたりの近視眼的な中東政策の対極とも言うべき、かつては世界の最先進国、最強国とも謳われたオスマン帝国によるイスラム世界秩序安定と崩壊のあり様を検討します。 本稿では、その中でも中東における西洋…